今まで小麦粉で作っていた食パンですが、米粉パンに興味を持ち、初めて作ってみました。
用意するもの
1.パナソニック ホームベーカリー SD-MDX4
2.米粉パンミックス粉 こめの香 グルテンフリー
※そのほか必要なものは後ほど作り方で記載します。
ミックス粉を使わない時は、もち粉や水あめも必要になります。
こめの香とは
グリコが出している米粉で、読み方は《こめのか》と読むようです。
新潟県産米で作られた米粉で、ホームページには以下の特徴が挙げられていました。
特徴 ① 「ホームベーカリーとの相性が非常に良い」
現在、国内ではさまざまな家電メーカーよりホームベーカリーが発売されています。米粉パンコースが搭載されている機種では、多くの家電メーカーがホームベーカリーとの相性より、使用する材料に「こめの香」の使用を推奨しています。
特徴 ② 「グルテンフリー商品に対する品質のこだわり」こめの香(グルテンフリー)、こめの香(米粉) これらグルテンフリー商品の品質については次のように考えています。 小麦は、様々な食品に広く使用されており、小麦に含まれるグルテンが意図せぬ理由で食品に混入する可能性があります。 そのためグリコ栄養食品では、グルテンフリーの商品を製造するために、小麦を原材料として使用していない専用工場にて製造しているだけではなく、 1. 小麦のアレルギー検査を行った原料を使用して(工場内に小麦アレルギー物質を持ちこませない)、 2. 小麦のアレルギー検査が行われた工場のラインで製造し、 3. 完成した商品の小麦アレルギー検査を実施し、全てに合格した製品を出荷しています。 小麦アレルギー物質検査方法:イムノクロマト法による検査を実施、検出限界2ppm
https://www.glico.com/nutrition/product/komenoka/
こちらのこめの香は、パナソニックの取扱説明書にも掲載されるほどなので、自宅で作れるホームベーカリーでも美味しく作れるお墨付きなんだろうと思いました。
他にも米粉は色々あるのですが、せっかく買って失敗したくないのでこちらを選びました。
また、こめの香には3種類あります。
1.こめの香 米粉
米粉のみ。米粉パンに使うときは、もち粉、水あめなどを用意する必要があります。
2.こめの香 グルテン配合
小麦グルテンが入っています。米粉だけよりもふっくらした焼き上がりで、小麦と米粉の良さを兼ね備えたパンが焼けるようです。
3.こめの香 グルテンフリー (今回購入したものはこちら)
グルテンは不使用ですが、米粉パン作りに必要なもち粉があらかじめ入っています。パン作り以外にもち粉を使うことのない方には、こちらのミックス粉タイプがおすすめです。またこちらであれば、水あめも用意しなくて良いのも楽でした。
900g 二袋入りの方がお得だったので、まとめ買いしました。
ジップロックになっているわけではないので、工夫が必要です。
作り方と焼き上がり
・砂糖 17g
・塩 5g
・ショートニング 30g ※同量のバターで代用しました。
・水 290g
・こめの香 ミックス粉 300g
・ドライイースト 4.2(小さじ1と1/2)
1.パンケースに、砂糖、塩、バターを分量通り入れる
ホームベーカリーに付属している取扱説明書のレシピではバターではなくショートニングと書いてあります。ショートニングは無臭のようなので、バターの香りをさせたくない時に使うのが良さそうです。
2.水を入れる
3.米粉パン用ミックス粉を入れる
小麦粉のパンを焼くときは、水より先に粉を入れるのですが米粉の場合は水の後に粉を入れるみたいです。小麦粉は250gなのに対して、300gなので50gほど粉が多いです。
4.パンケースを本体にセットし、イースト容器にドライイーストを入れる
分量は小さじ1と1/2入れます。小麦粉のパンは、多くても小さじ1なので、それより多めです。
5.メニューを設定し、スタート
6.スタートから5分ほどすると音が鳴るので、パンケースの周囲についた粉を下に落とす
スタートさせて満足していたので、急に音がなって驚きました。小麦粉のパンでは、こういった作業はありません。粉を最後に入れた関係で、周囲に粉がついてしまうようです。金属のヘラを使うとパンケースのフッ素樹脂を傷めてしまうので、ゴムべらなどを使うように書いてありました。
7.再度スタートさせる
8.約2時間ほど(表記では約1時間55分)で焼き上がる
小麦粉のパンより、立方体に近い仕上がり。
高さは約10cm〜11cmほどでした。
焼き上がりまで、かなり早いです。小麦粉の食パンは約 4時間かかりますが、半分以下で焼き上がります。工程の流れを比較すると、米粉パンの方は発酵の時間がかなり短いようです。
小麦入りの米粉パンの場合も、発酵時間がそこそこあるので、焼き上がりまで2時間半となっていました。小麦が入っている量によって、発酵時間に差があるようです。
切って食べてみる
小麦粉のパンと比べると大きさは小さいですが、切ってみるとかなりズッシリ詰まっている感じでした。小麦粉のパンよりも目が細く重量があります。小麦粉はふわふわ、米粉パンはもっちり、という違いがあると感じました。米粉パンの方が、切りやすかったです。
動画がなくて申し訳ないですが、米粉食パンを横から指で押すとプリンみたいに揺れました。
実際に食べてみると、バターの香りがするのですが、普段食べている小麦粉の食パンと味も食感も大きく異なりました。キーワードにまとめると、
小麦粉パン
・ふわふわ
・口の中ですぐなくなる
・軽めに食べられる
米粉パン
・もちもちでしっとり、外はカリッと
・噛むたびにもっちりとするので食べ応えがある お餅みたい?
・腹持ちが良さそう 味噌汁にも合う(私の場合)
上記のような違いを感じました。
まとめ
初めて米粉パンを作りましたが、色々調べる中で膨らまなかったというコメントもちらほら見ていたのですが、美味しく作れるかどうか、実験感覚でしたが、初めてにしてはかなり上手く行きました。
パナソニック側で推奨している、こめの香のおかげなのかもしれません。
なぜ今回、米粉パンを作ってみようと思ったかというと、最近腸活も意識しつつ朝に味噌汁を飲むことが増え、それに合わせて米を食べる日が増えていました。その中で、米を食べる方がなんだか調子がいいような感覚がありました。ただ、どうしても忙しい朝は米をゆっくり食べる余裕がないので、そんな時に米粉パンが良いのでは?と思いました。
味噌汁にも(個人的には)合うことがわかったので、今後は自分のペースに合わせて、米粉パンなのか、米なのか、選んでいきたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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